「九州トレイルパートナーズ」始動!
5年後の2030年は九州自然歩道全線開通50周年。
一つの節目として、これまで九州自然歩道を築いてきた方々に敬意をもち、これからの九州自然歩道を推進するため、一緒に活動する仲間を募集します!
広域をつなげる九州自然歩道は、1組織、個人の取り組みでは難しいところがあります。しかし、多種多様な方々が集まることで、今までにないインパクトを作り出すことができます。
「九州トレイルパートナーズ」はそんな新しい枠組みをつくっていきます!
九州自然歩道の未来をともにつくりませんか?
九州自然歩道は、九州7県を結び、豊かな自然と歴史、文化をつなぐ全長約3,000kmの壮大な長距離自然歩道です。1980年に全線開通した歩道は、古くから旅人や地域の人々に親しまれ、世代を超えて受け継がれてきました。しかし近年、歩道の維持管理が課題となっており、適切な整備が求められています。
私たちは、この貴重な歩道を未来に残すため、新たな支援の仕組みをつくります。
「九州トレイルパートナーズ制度」では、皆さまのご協力・会費をもとに、歩道の維持・修繕、標識のブラッシュアップ、適切な情報発信などを行い、歩く人々が安全に楽しめる環境を整えます。また、地域の方々との協力体制を強化し、自然と文化を次世代へとつなぐ活動を推進します。
九州自然歩道には、多くの歴史的な道が含まれています。かつて旅人たちが歩いた古道や、山岳信仰の行者が修行に使った修験道、そして地域の生活路として使われてきた小道。それらは単なる「道」ではなく、多くの物語が刻まれた地域の遺産です。私たちは、そうした歴史を大切にしながら、現代に合った形で活かし続けたいと考えています。
日本にロングトレイル文化を紹介した、作家/バックパッカーの故・加藤則芳さんは、「九州は、大陸の文化が色濃く残っており、九州自然歩道は九重や霧島の山々や里山、幹線道路などをつなぐトレイル。その痕跡をトレイル上で垣間見ることができて、文化的にも大変興味深い。日本を代表するロングトレイルになる」と語っていました。
あなたの支援が、この道を受け継ぐ力になります。方法はさまざまで、一度きりの寄付だけでなく、継続的な支援も可能です。また、企業や団体での参加も歓迎しています。支援者の皆さまには、活動報告や特別なイベントへのご案内など、九州自然歩道の魅力をより深く感じられる機会をご提供します。
一歩一歩が、九州自然歩道の未来をつくります。あなたの想いとともに、この道を次の世代へとつなげていきましょう!